「なんだかずっと疲れている」
そんな感覚のまま仕事を続けていませんか?
体の疲れだけじゃなく、気づかないうちに心もすり減っている・・
介護の仕事をしているとそんな状態になることがあります。
「休んでも回復しない」
「気持ちが重いまま次の日を迎える」
それは、頑張りが足りないからではなく、
心のケアが追いついていないだけかもしれません。

ちゃんと休んでるはずなのに、なんでこんなにしんどいんだろう…
この記事では、
無理をせずに続けられる「小さな習慣」で、
疲れた心を少しずつ整えていく方法を紹介します。
介護職は、気づかないうちに心が疲れていく仕事です。
人間関係や環境の影響については、前の記事でも触れています。
よければこちらも参考にしてみてください。

介護職は、気づかないうちに心が疲れていく
介護職は気づかないうちに心が疲れていく仕事です。
体の疲れだけでなく、
心が休まらない状態が続くことで、
だんだんと余裕がなくなっていきます。
ここでは、
「なぜ心の疲れがたまっていくのか」に焦点を当てていきます。
体よりも心の疲れがたまりやすい
介護の仕事は、体力だけでなく、感情も大きく使います。
利用者の気持ちに寄り添いながら、周りにも気を配り、
常に状況を見ながら動くことが求められます。
そのため、体以上に「心」が休まらない状態が続きやすく、
知らないうちに疲れが積み重なっていきます。
「まだ大丈夫」と無理をしてしまう
さらに、介護職には真面目で責任感の強い人が多く、
自分の限界に気づきにくい傾向があります。
「これくらいなら大丈夫」
「もう少し頑張ろう」
そう思っているうちに、
小さな我慢が積み重なっていきます。
その結果、気づいたときには、
心がかなり疲れてしまっていることもあります。

私もまだいけるって思ってたけど、全然大丈夫じゃなかった・・
疲れた心をそのままにしておくとどうなるか
心の疲れは、目に見えない分、後回しにされやすいものです。
でも、そのままにしておくと、少しずつ影響が出てきます。
最初は小さな違和感でも、
気づかないうちに日常や仕事に影響していくことがあります。
実際に私自身も、
心の疲れをそのままにしてしまったことで、
体調を崩してしまったことがあります。
「これくらい大丈夫」と思い続けていた結果、
気づいたときには、しっかり休まないといけない状態になっていました。
仕事への気持ちが重くなる
これまで普通にできていたことが、
なんとなくしんどく感じるようになります。
「仕事に行きたくないな・・・」
「なんだか気持ちが乗らない」
そんな感覚が少しずつ増えていきます。
頑張ろうとしても気持ちがついてこず、
自分でもどうしたらいいのか分からなくなることもあります。

朝になると、行きたくないって思うようになりました。
人間関係がさらにしんどくなる
心に余裕がなくなると、
周りの言葉や態度にも敏感になっていきます。
これまでは気にならなかったことが気になったり、
何気ない一言が強く刺さってしまうこともあります。
その結果、さらに人間関係がしんどく感じられるようになり、
悪循環に入ってしまうこともあります。

こんなことで落ち込む自分にも疲れていました
無理しないための大切な考え方
心が疲れてしまったときは、
頑張り方を変えることが大切です。
これまでと同じように頑張り続けるのではなく、
「どうすれば無理せず続けられるか」を考えることが、
自分を守ることにつながります
全部を頑張らなくていい
介護の仕事は責任が大きく、
つい、全てきちんとやろうとしてしまいます。
もちろん、命に関わることや、
安全面に配慮しなければいけないことはきちんとしなければなりません。
でも、仕事のすべてを完璧にこなそうとすると、
心の余裕がどんどん失われてしまいます。
「ここまでできれば大丈夫」
「今日はこれだけできたら十分」
そんなふうに、自分の中で線引きをすることも大切です。

きちんとやるべき事と、ここまでできればOKということの区別が必要かも
相手の感情を背負いすぎない
介護の現場では、相手の気持ちに寄り添うことが求められます。
それに加え、利用者さんだけでなく、
同僚や上司の気持ちにも反応してしまうこともあります。
特に影響を受けやすいのは機嫌の悪い人がいる時です。
自分のせいではないのに仕事がやり辛くなり、
職場がその人の機嫌に左右されるようになります。
機嫌を取る人もいれば、
同じように不機嫌になる人もいます。
でも、本来は
相手の感情と自分の感情は別のものです。
すべてを受け止めなければいけないわけではありません。

相手の機嫌は相手のものなんです。
境界線をきちんと築く方法
心が疲れてしまう原因のひとつに、
境界線があいまいになっていることがあります。
先ほどの”機嫌の悪い人がいるとき”にも境界線を意識することが大事です。
機嫌が悪いのは相手の問題であって、自分には関係がありません。
境界線が曖昧だと巻き込まれてしまいます。
他にも、頼まれごとなどをされた時も、
”本当に自分が引き受けなければいけないことか”を判断しなければ
どんどん心の余裕は無くなっていきます。
・無理な頼みごとは断る
・できないことは「できない」と伝える
・自分の気持ちを無視しない
こうした小さな積み重ねが、
自分を守る境界線になります。
断るのが苦手な人は最初は勇気がいるかもしれませんが、
無理をし続けないためには、とても大切なことです。

断ると悪い、必要とされないんじゃないか?なんて思ってしまっていました。
心を整える小さな習慣
心の疲れは、特別なことをしなくても、
小さな習慣で少しずつ整えていくことができます。
大切なのは、無理をしないこと。
「これならできそう」と思えることを、
ひとつでも取り入れてみるだけで大丈夫です。
一人の時間を意識して作る
介護の仕事は、人と関わる時間が長い分、
無意識のうちに気を使い続けています。
だからこそ、意識的に「一人の時間」を作ることが大切です。
長い時間でなくても、
ほんの数分でも大丈夫です。
少しだけ周りから離れて、
自分のための時間を持つことで、
心が落ち着きやすくなります。

私は家に帰る車の中でコーヒーを飲んだり、好きな音楽を聴いたりしていました。
自分の気持ちに気づく習慣
忙しい毎日の中で、自分の気持ちは後回しになりがちです。
でも、少し立ち止まって
「今私ってどんな気持ちだろう」と考えてみるだけでも、
心の状態に気づくことができます。
無理に前向きになろうとしなくても大丈夫です。
「結構疲れてるな」
「ちょっとしんどいな」
そう感じること自体が、大切なサインです。

昔の私は疲れているのに気づかないふりして無理をしていました。
少しだけ自分を優先する
これまで周りを優先してきた人ほど、
自分のことを後回しにするのが当たり前になっています。
でも、少しだけでいいので、
自分を優先する時間や選択を意識して増やしてみてください。
・頼まれごとを断る勇気を持つ
・無理な日は無理と言う
・”自分のために休む”と言うことに意識をする
小さなことでも、積み重ねていくことで、
心の余裕は少しずつ戻ってきます。

自分を優先してもいいんだって気が付いたら少し安心しました。
介護職のあなたへ
介護の仕事は、ありがとうと感謝されることも多く、
とてもやりがいがある仕事です。
その一方で気が付かないうちに心が疲れてしまうこともあります。
無理をし続けるのではなく、
少しずつ自分を整えていくことが大切です。
すぐに変わらなくても大丈夫です。
できることを、ひとつずつ。
あなたのペースで、少しでも楽になっていけたらいいなと思います。

もし今、少しでもしんどさを感じているなら、
無理をしすぎていないか、少しだけ立ち止まってみてください。


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